KSC M945 ステンレスアウターバレル
- kazagake
- 2016年8月30日
- 読了時間: 2分
作った訳ではなく、安売りしていたB級品だか大陸産だかのステンレスアウターバレルを加工しました。
そもそもなんで加工なのかと言う話ですが・・・
買った時に思っていた、作りが雑だなぁと。
でも安かったので買ってしまったがいざ組み込もうとしてみると・・・
ノーマルのインナーバレルがアウターバレルに納まらない!
エジェクションチャンバーがスライドに当たる。
ポンっと組めないじゃん。
形は純正そっくりだけど・・・_| ̄|○

画像では解りにくいですが、楕円ではなくひょうたん型になっています。
しかも微妙に片側に寄っている・・・
いくらなんでも酷過ぎだ!

そんな訳で、組み込むべくガリガリと削ります。
本当はフライス盤が有ればそんなに苦労なく精度良く加工できるのですが、そんなもんは家にはない、でもいずれ導入してやる!
なのでとりあえずエアーリューターとタングステンカッターで大まかに切削します。


暗くて解りにくいけど、ほぼ削れました。

インナーバレルを入れてみます。

とりあえず入った!けど、まだ微調整は必要。
後は削っては確認の繰り返し。
そもそもこの辺の銃はショートリコイルでアウターバレルが少し上下する構造だけど、インナーバレルの位置関係はガスノズルの位置関係と水平だから、HOPチャンバー回りを楕円形状にしてインナーバレルを水平に保たせながらアウターバレルをスライド後退時に下げる方向に作動させないといけない作りなのに、その辺を理解して作っているのかしら・・・
このアウターバレル、加工できない人が購入したらゴミ確定だな。

外周加工も結構雑で切削痕が残りまくっていたので、サンドペーパーで表面を整えて、ポリッシュ!
工房にあるポリッシャー一号機に青棒をつけてピカピカに・・・
その後ガスバーナーで先端に焼き色を付けてみました。
ステンレスだからこそ出来る加工ですね。まぁチタンも鉄も出来ますが・・・
焼き色は画像だと発色が微妙ですが、結構良い感じに出来ました。

組み込んだ感じ。
組んでしまうと目立たないですが、スライドが後退した時にのぞかせるアウターバレルがなんとも・・・
さりげないオサレ
でも、もうこんな手間しかかからない製品買いたくないなぁ。

#M945
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