ZZR1100D キャブO/Hその1
- kazagake
- 2016年7月31日
- 読了時間: 3分
初のバイクネタ。
本当はこっちが本職なんですけど・・・
去年に車検が切れて乗らなくなってしまってしばらく放置してしまったら、キャブのガソリンが腐ってしまってエンジンがかからなくなってしまっていたZZRですが、ぼちぼち車検取得の為に動くようにするのと、車検に適合させる為に色々と小細工をしないといけないので、ぽちぽちやって行きます。

まずはキャブですねー。
動かなくなる前はたまにエンジンをかけていたので、問題なかったのですが、バッテリー上がったり、ZZRの周りが荷物置き場になったりで2~3ヶ月エンジンを始動できなかった期間でフロートチャンバー内のガソリンがアウトに・・・
タンクのガソリンは問題なさそうだし、燃料劣化防止剤を入れておいたのでまぁ大丈夫だろう。
無理やり指導するとチョーク引いてスロットルを煽ってる間はエンジンはかかっているが、スロットルとチョークを戻すと止まってしまうので、スロージェットも詰まっているよう。
キャブのガソリン抜き変えてどうこうの話ではなさそうなので、取り敢えず部品を取り替えないO/H・・・
単なる清掃作業ですね、はい。
タンクを外し、エアクリーナーボックスを外すともうキャブレターが見えるので、ダウンドラフトキャブは取り外しが簡単で良いです。
ホリゾンタルキャブはエアクリーナーボックスが外れる構造なら簡単なのに、大概の車種はエアクリボックスを無理やりずらしてその隙間からキャブを引き抜くので、インシュレーターやダクトを変形させながらなので大変。
ホンダの6気筒の某車種なんか、キャブがV型に配列されているので横に引き抜くのは不可能で、フレームのダウンチューブを外しエンジンのマウントボルトを後ろ一本だけ残して、エンジンを前傾させてキャブを取り外すと言う素敵過ぎる作りになっているのも有ります。
話はそれましたが、ダウンドラフトキャブなので外すものを外してしまえばスルッと外せます。

フロートチャンバーを開けてみます。
ガソリンが腐りかけの香りと若干緑色になりかけた液体がドロっと出てきました。
スロージェットは・・・詰まってませんでした。
ガソリンが単純に腐りかけていただけ、一応念の為全部外して清掃。
で今回は終了。
この後キャブレターに若干の小細工を施す予定なので、取り外したままの状態で保管。
予定的にはバキュームピストンのリターンスプリングの与圧調整用スペーサーを製作して組み込み。
6000rpm付近での出力不足とバックファイア対策と言うか、フルエキに交換してからメインジェットしかセッティングしていないのでジェットニードルのセッティングもするためのジェットニードルの切上がり位置を変更する為のシム製作。
ノーマルジェットニードルはクリップ段数調整が出来ないので。
KENSOの爆弾キットのジェットニードルはクリップ段数調整が出来るタイプだが、買うと高いから手間暇を少しかけてみる事にしました。
どうせ車検切れてるし、のんびりやっていきます。
#ZZR1100D
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